
「デュエプレ部のみなさん、ちーっす!」
???
ささぼーカップ初の3日制大会。参加人数総勢781人。
その頂点に輝いたのが冒頭で元気な挨拶をしてくれた菜花黄名子(なのばなきなこ)さん。
彼女にインタビューの機会を頂いた。
本記事ではその内容を皆さんのご紹介しようと思う。
優勝者インタビュー




最初は昔やっていた紙のデュエル・マスターズが懐かしくてちょっと触ってみようかな程度の気持ちで始めて、最初は今と比べるとそこまでガチではやっていませんでした。

今日に至るまでのどこかでデュエプレと真剣に向き合おうと思えるきっかけなどあったのでしょうか?

運よく予選を全勝で勝ちぬけることができたのですが、ブロック決勝トーナメントで敗退したのがものすごく悔しくて
「負けてこんなに悔しい思いをするなら後悔のないようにもっともっと練習しておけばよかった」
となってデュエプレのモチベーションが一気に上がりました。

負けてモチベーションが上がる気持ちはものすごくよくわかります。
デッキについて

菜花黄名子さんのデッキ。URLはこちら


2番手はクレケンで、ちゃんなべ予選はクレケンで登録していたのですがささぼー予選の方をゲオルグ天門で通過できたのでFinalもほぼ同じリストで行きました。
ゲオルグ天門を色々回してみて思ったのは、色バランスが優秀+唯一苦手なテクノロジーに刺さるアラゴナイトは3枚必須。
あと昔紙でデュエマをやっていた時も好きだったスペルデルフィンがかなり強かったです。
白単色なので色としては弱いですが、そのデメリットを補って余りある力を見せてくれます。今回のMVPはデルフィンでしたね。


詰め要員+同型最強カード+アメージング相手の初手お化け要員として大活躍でした。
※相手のシールドトリガーを封殺する紙のカード。デュエプレには存在しない。

大会を振り返って
決勝配信のURLはこちら



奥側菜花黄名子さんのターン。アクアンでシールドを一点ブレイクしてエンド。


逆に不利なときはこっちのトリガー天門に賭けて相手の盾あらかじめ少し削っておくことで天門カウンターを狙いやすくしておく局面もあって、このシチュエーションはリソース的にも僕が不利だと思ったのでデーモンハンドがトリガーして盤面が壊滅するリスクを追ってシールドブレイクしに行きました。
理想は4枚までシールドを割って天門エリクシアカウンターorボルバルダブルブレイク+EXターンに進化速攻ゲオルグフィニッシュなのかなと思っていました。

確かにゲオルグ天門の最も難しい部分でシールドを割るタイミングですよね。同型だとなまじライブラリーアウトのプランも取れるデッキなだけにより難しくなってくるのかなと思います。
結果黄名子さんの思惑通り、追い込まれた状況下から起死回生のボルバル+進化速攻ゲオルグでジャスキルを見事に決めて勝たれていました。


決勝戦、奥側しょうえもんさんのターン。しょうえもんさんのロウバンレイがブレイクしたシールドからめくれたデーモンハンドをトリガーとして使わずに黄名子さんは手札に加えた。アンタップのグリンドホーンは攻撃可能。


加えて現状手札に盾から天門が来た時のブロッカーがなかったので、アクアンとレモンをどうしても次のターンプレイできれば高確率で勝てる試合になると踏んでアンタップインのマナ要員としてハンドは手札に残しました。


ただ先ほども言った通り今になって振り返るとこのプレイの是非は微妙で、ハンドを使って返しのターンにタップインを引いても竜極神を置いてアクアン召喚だけで充分だった気もします。

黄名子さんの中で大会中に記憶に残っているシーンな度はありましたでしょうか?


この試合は元々展開が厳しくて天門で出したいザーディア2匹を運命の選択⇨アメージングの効果で出さざるを得ない状況まで引っ張られたんですが、その後運も味方しなんとか立て直してゴールテープ直前までいったところでのラス盾スパークは足にきました。
さすがはしょうえもんさんプレイヤーとしてもエンターテイナーとしても持ってるなと思いましたね。


それだけにここからの3本目の黄名子さんの立て直しはお見事でした。

最後に

最後になりますが、今後の黄名子さんにおけるデュエプレの目標などはありますでしょうか。

短期でいうと次のBattle Arenaで優勝することです!

本日はお忙しい中ありがとうございました!

終始謙虚に柔らかい物腰で対応してくれた菜花黄名子さん。
だが、その言葉の節々の中にデュエプレに対する確かな闘志と情熱を感じたインタビューだった。