時短@むとむと動物園チーム プロフィール
色ブラッキー@時短突破団
・19歳 大学2年生
・デュエプレ歴 リリース当初〜現在
・好きなデッキ ブリザード・ケンジ 山の上で戦うビートダウン系のデッキ。
孫悟空@時短突破団
・24歳 社会人
・デュエプレ歴 リリース当初〜現在 それ以前のカードゲーム経験はほとんどない。
・好きなデッキ 1つのデッキはすぐに飽きてしまうが、
強いて言えばプレイスキルがデッキのパフォーマンスに直結するメカオー。
Battle Arena 3rd 準優勝
桐生順平@時短突破団
・28歳 会社員
・デュエプレ歴 リリース当初〜現在 以前は遊戯王もやっていた。
・好きなデッキ ハンデスボルバル コントロールデッキが好きで、トリガーを封じるクリーチャー等を使わずに普通に相手のシールドを割ることが嫌い。
優勝チームチームインタビュー
改めましてご優勝おめでとうございます!時短@むとむと動物園のみなさま本日はよろしくお願いします!
ありがとうございます!よろしくお願いします!
お三方は『時短突破団』というデュエプレチームに所属されているとのことですが、時短突破団さんの事を知らない人たちもいると思いますのでチームのことについて少し教えていただけますでしょうか。
はい!時短突破団は『無糖遊戯』という者が代表をさせていただいています。
自分が元々無糖遊戯とリアルの友人で、最初集まったメンバーにパチンコ好きが多かったことから『時短突破』団というチームを発足して、Mirrativeの配信で特に仲良くなったメンバーが自然と集まってチームになっていきました。現在は17人で活動しています。
なるほど!普段はディスコードサーバーなどで集まってデュエプレの練習はされているのでしょうか?
ディスコードで集まってグループ通話は頻繁にしていますが、デュエプレばかりというわけでなく別のゲームもよくしています。
最近は5目並べがメインですね(笑)。ちょっと前はウミガメのスープをよくやっていました。
なんと。
もちろんデュエプレもやりますが、目標を掲げてランクマッチにがっつり潜る、というようなことはなく
雑談しながら画面共有で誰かのプレイについて話し合う程度でわいわい仲良くやっています!
なるほど。色々なゲームにを真剣に楽しんでプレイされていて、その中の一つとしてデュエプレがあるというイメージでしょうか。ちなみにお聞きしたいのですが、今回のチームバトルはどなたかが1人が他のチームメイト2人を探して誘う形で応募されましたか?
はい。自分が元々遊戯王を紙でやっていて。CS「チャンピオンシップ(3人チーム戦の大会)」が好きで今回の大会の発表があったときにこれは出たい!と思いブラッキーくんに最初に声をかけてフリーだった悟空くんを誘ってもらいました。
デッキについて
時短@むとむと動物園 色ブラッキー@時短突破団 孫悟空@時短突破団 桐生順平@時短突破団 デッキ1 デッキ2 デッキ3今回チームで使用された3デッキはどのようにして決められたのでしょうか?
僕がデッキパワーが高く※ルール上他のデッキのスペースも食わないテクノロジーを使うことだけが決まっていて、前日に残りの2デッキをどうするかを直前まで調整していたそうです。
なんだか他人事みたいですね(笑)
実際のところ元々デッキはテクノロジー、ゲオルグ天門、アポロを登録する予定で当日朝起きたら僕以外の2人のデッキが変わっていてびっくりしたんです(笑)
えっ!そうだったんですか!?
前日になって3デッキのうち1つにテクノロジーを採用するチームが多いのではないかと思い始めて、
ゲオルグ天門、アポロだとテクノロジーと5分以上では戦えないのでブラッキーくんとDiscordのチームバトルサーバー内に用意してくださったチャンネルで話し合った結果2デッキともテクノロジーに有利なアメージングとケンジに急遽チェンジしました。
まさにおっしゃる通りで、実際8割以上のチームがテクノロジーを使用していました。
ただ、ケンジのリストが難しくて本来アクアサーファーを入れたかったのですがテクノロジーで既にサーファーの枠を取られていたので渋々ロウバンレイを入れたリースを組んだのですがこれは失敗でした。
ほとんど活躍する局面がなかったのでリースにするにしてもロウバンレイはやめておいた方が良かったです(笑)
あと、僕らもなのですがテクノロジー同型を重視してツヴァイランサーを4枚採用しているリストが多かったので2デッキともテクノロジープランには強かったですがツヴァイプランに脆いことが大会中に判明してヒヤヒヤでした(笑)
大会中を振り返って
決勝トーナメントの配信URLはこちらお三方には決勝トーナメントのフィーチャーマッチの中で素晴らしいプレイを見せていただきました。
個別でお聞きしたい局面がいくつかあるのですが、お聞きしてもよろしいでしょうか。
お願いします。
ベスト24の試合でのワンシーンです。この3ターン目、孫悟空さんは驚天の超人を召喚せずにターンエンドされました。これはどのような考えがあったのでしょうか?
これは先行でなおかつ手札にガレックがあったため3ターン目は驚天の超人はプレイせずに4ターン目に出そうと考えていました。
最悪のパターンとして相手の手札にエリクシアが2枚以上あった場合、返しのターンでのエリクシアのこちらの盾への攻撃を返せるカードがデッキにデーモンハンド2枚しかなく、運命の選択も手札になかったのでトリガークリーチャーがめくれても自分のターンでリーサルを組むことができません。
なおかつこちらが先行だったため、4ターン目のアクアンでブロッカーを引かれる前に驚天の超人を着地できます。4ターン目であれば最悪エリクシアが2枚バトルゾーンに出てきて襲ってきても、デーモンハンドが1枚めくれれば返しのターンのガレックで盤面を取り返すことができます。
なのでリスクとリターンのバランスでこの3ターン目の驚天は出さないほうがいいと判断しました。
論理的でわかりやすいご説明ありがとうございます。では、仮にガレックを手札に持っていなかったり。後攻だった場合は・・?
止むを得ず召喚します。
そうなりますか。ありがとうございます!
非常に繊細なバランスの下選択されたターンエンドだったかと思います。
こちらは同じくベスト24の3戦目です。4ターン目ケンジを召喚した色ブラッキーさんはクリーチャーが増えるケンジからでなくバンジョーからシールド1点ブレイクされました。
はい!よく覚えています!
こちらのデッキにWブレイカーのカードがボルパンサーを含めると12枚採用されているため相手のシールドの枚数を2枚まで削れる可能性の最も高い割り方をしたくて1点からいきました。
また、この1点でシールドトリガーを仮に踏んだとしても相手のリソースが増えることはありません。なので返しのターンの相手のツヴァイランサー着地率はさほど高くないためトリガーでも最悪okとふんでバンジョーからいきました。
なるほどー!ケンジが盤面にいると反射的にケンジからいきがちかと思うのですが、これはとても納得しました。
「仮にトリガーだった場合相手のリソースが増えないから問題ない」という思考は他でも応用できる局面がありそうで非常に勉強になる考え方かと思います。
そして最後、桐生順平さんにお伺いしたいことがあります。と言いたいところだったのですが、こちらの決勝トーナメント配信の中で桐生さんがプレイされている試合が1試合しかなく、選択に迷う難しい局面がピックアップできなかったため申し訳ないのですが予選で記憶に残ってるシーンなどあればお伺いできますでしょうか。
大丈夫ですよ!
個人的には一番は予選2回戦です。
1回戦で負け、2回戦も1本目を取られた後がない状態で任された2本目で悟空さんがアメージングを使っていました。
こちらのラストのシールドがホーリースパーク以外負けの条件まで追い詰められてめくった最後の盾がリク!からのセットされたシールドがまさかのスパークで全員で叫びました(笑)
それはかなり熱いですね!そこから怒涛の連勝を重ねての優勝と。
でしたね。
あと僕が個人的に記憶に残っているのが悟空さんの相手のデッキ読みの的中率の高さです!
予選から決勝まで相手がどのデッキを持ってくるかを逐一みんなで相談していたのですが、最終的に予想を外したのはトータルで2回だけでした。
それはすごい!主にどんなことを考えて相手のデッキを予想されていたのでしょうか?
そうですね。基本的に1本目はデッキ相性のはっきりしているデッキから来ることはあまりないのかなと思っていました。
それに加えて、こちらの2デッキ以上に相性のいいデッキは相手が1本目に持って来ることが多いのではないかと推測して相手のデッキにアポロ、ツヴァイがあればほぼ先鋒に持って来るだろうと踏んでいました。
なるほど面白いです。今の孫悟空さんの思考は次回以降のチーム戦のデッキ読みのメタにも影響があるかもしれませんね。
道中4回戦で大会前日も通話した仲のいいメンバーがいるチームと当たったときは人読みでデッキを看破される恐れがあったので、裏をかいて使用デッキを変えるか、いやーーあるいは裏の裏でそのまま・・みたいな相談もしてました(笑)
あと地味な作戦なのですが、僕の決勝トーナメントの配信のベスト24と決勝とで同じデッキなのにプレイマットを変えて1ターンだけデッキを偽装するという小技も挟んでました。
すごいですね。プレイマットまでは全く気が回りませんでした・・。
ちょっと違う意味になってしまうのですが、僕が個人的に冷や汗をかいたのが決勝戦ですね。
とおっしゃいますと?決勝戦は2本目で決着したので桐生さんの試合までもつれこまなかったと思うのですが。
実は2戦目の途中に、嫁に「まだやってるの!?」と言われてしまい対応に当たっていたので3本目までもつれ込んだらプレイするのやばいかもしれないな・・と思っていたんですよね。
そうしたら悟空くんがそれを察知してしっかり勝ってくれました(笑)
それは(笑)見えないファインプレーがあったわけですね!
最後に
最後になりますが、カード使用制限有、相談可能、と珍しいルール下での大会となりましたが実際に参加されていかがだったでしょうか?
カードの制限はデッキを選ぶ上で選択肢の幅が適度に狭まってかなり悩むことができて面白かったです!
相談可能ルールも全員で勝ち負けの喜び悲しみを共有できて盛り上がりました。
自分もチーム戦でなければ出場していなかったと思います。デッキ選びから当日の最後まで非常に楽しめました!
次回も開催するつもりなので、その際は是非また優勝を狙いに来ていただければと思います!
本日はお忙しい中ありがとうございました!
ありがとうございました!